マー君こと田中将大投手が月間MVP、日本人選手新人では野茂以来19年ぶり
米大リーグは6月3日、5月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、
ア・リーグ投手部門で、マー君の愛称で親しまれるヤンキースの
田中将大投手(25)を初選出しました。
米大リーグ移籍1年目の田中将大投手は5月、メジャー初完封を
含む5勝(1敗)を挙げ、防御率1・88、42奪三振の好成績を
おさめていました。
マー君自身は月間MVPに選ばれるとは思っていなかったようですが、
勝利数は最多タイ、防御率は2位、奪三振は3位、投球回は3位タイ
ということと、クオリティースタート100%という抜群の安定感が
評価されたのかもしれませんね。
ちなみに、5月の月間MVP候補に挙がっていた投手としては、
ブルージェイズのバーリー(5勝0敗、防御率2.48、24奪三振)、
インディアンスのクラバー(4勝0敗、防御率2.09、60奪三振)、
アストロズのカイケル(4勝2敗、防御率2.14、34奪三振)
ツインズのヒューズ(3勝0敗、防御率1.62、24奪三振)、
の4投手がいますが、総合的に評価すると、マー君の月間MVP受賞は
文句がないと思います。
日本人選手が新人で月間MVPを受賞したのは1995年6月の
野茂英雄(ドジャース)以来となり、19年ぶりの快挙だとか。
新人以外の月間MPVは、1996年9月に野茂英雄が2度目のMVP、
1998年5月と1999年7月に伊良部秀輝(ヤンキース)が2度のMPV、
そして、2004年8月にイチロー(マリナーズ)、2007年7月に
松井秀喜(ヤンキース)がそれぞれ受賞しているということです。
ってか、伊良部秀輝が2回も受賞しているとは意外でしたね。