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和歌山県が政府から2025年に病院のベッド数を27.5%削減するよう求められる

政府が6月15日に発表した都道府県ごとの望ましい病院ベッド数として、和歌山県には2013年の1万3100床を、2025年に27.5%となる9500床に減らすことを求めたということです。

医療費抑制のため、2025年までに全国でベッド数を1割減らすことが目標のようですが、人口が少ないところは削減率が多いというのは酷いと思います。

私は和歌山県に住んでいますが、都心に比べて老人の人口比も増えていますし、27.5%もベッド数を減らされたら、たまったものではないですね。

こんなことをされたら、老後が不安で、さらに県内から人口が流出してしまうと思います。

そもそも和歌山県は、仕事の関係から京阪神で就職する人が多く、人口流出が大きいのに、老後の医療に格差があるなんてことになると、ますます地元に若い人が残らなくなってしまいます。

医療費抑制というのは分かりますが、病院のベッド数を減らすというのは横暴で、高齢者の医療費負担を増やしたり、ジェネリック医薬品を推奨したりと、医療費を削減する方法は他にもあると思いますので、病院のベッド数を減らすという横暴な政策はやめてもらいたいですね。

もちろん、入院が不要な人が長期間入院するのも問題ですが、必要な人がベッド数の空きがないからといって、入院できないのは非常に問題だと思います。

看護師不足も深刻ですし、都心部に人材が集中するようなことになると、地方の医療は崩壊してしまうのではないかと思います。

まあ、そうはいっても、重労働である看護師は少しでも待遇のいいところで仕事はしたいでしょうから、これからはますます待遇の良い求人を探すことになるようになるでしょうが…

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