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東電から賠償金詐取で、NPO法人の進藤一聡・村田博志、誠武総業の社長・佐藤武人容疑者を逮捕-写真(画像)は

東京電力福島第一原発事故の賠償金をめぐる詐欺事件で、警視庁は9月6日、
引退した自民党久間章生(きゅうまふみお)元防衛相が代表を務める
NPO法人東日本大震災原子力災害等被災者支援協会」の元幹部・進藤一聡
(しんどうかずあき)容疑者(42)と、元メンバーの村田博志(むらたひろし)
容疑者(55)=いずれも詐欺罪で起訴=を別の詐欺容疑で再逮捕しました。

また、警視庁は、両容疑者と共謀したとして、福島県いわき市の建設会社
「誠武総業」の社長・佐藤武人(さとうたけと)容疑者(54)=神奈川県
横浜市青葉区藤が丘=を詐欺の疑いで逮捕しました。

警視庁組織犯罪対策3課によると、3人は2011年12月〜2012年1月、
建設会社が福島県南相馬市にあった芸能プロダクションから受注した宿泊施設の
建設工事に絡み、「原発事故で作業員全員が避難し、放射能の影響で工事は
中止となり、工事費用も支払われなかった」と嘘をついて東電に損害賠償を
請求し、約1800万円をだまし取った疑いが持たれています。

宿泊施設の建設は実際に計画されていましたが、芸能プロダクションの資金難で
原発事故前には既に計画が頓挫していたということです。

進藤一聡容疑者らNPO側が建設会社の決算書や確定申告書を偽造し、虚偽申請の
手助けをしたとみて調べています。

藤武人容疑者は「請求したのは間違いないが、だまし取ってはいない」と容疑を
否認していますが、進藤一聡容疑者と村田博志容疑者は認めているということです。

警視庁では、進藤一聡容疑者らが同様の手口で、2012年1〜8月の間に、
合わせて20数社の代理申請や提出書類の偽造を手伝うなどして、計3億
数千万円の賠償金受け取りに関与したとみて、全容解明を進めています。

進藤一聡容疑者と佐藤武人容疑者の顔写真は動画のニュースでちょっとだけ
出てきますので、そちらをご覧ください。

ニュース動画で進藤一聡と佐藤武人容疑者の顔映像を見る

久間章生・元防衛相はさすがに詐欺には加担していないでしょうが、自身が
代表を務めるNPO法人の元幹部や職員が逮捕されていますし、元大物
政治家としての名前を利用された感はあるかもしれませんね。